こんな症状のときは
顔面のけいれん、痛み
・右(左)の目の周囲がぴくぴくとふるえる
・ものを噛んだり、力をいれると顔面にびりびりとした痛みが走る
このような症状は、一般的に顔面神経痛などといわれている状態ですが、顔の片側が激しく痙攣する(片側顔面けいれん)、顔面の片側に発作的に激痛を生じる(三叉神経痛)という脳の病気です。
神経に由来する脳腫瘍の可能性もありますが、脳動脈硬化などで蛇行した脳内の血管が、顔面神経や三叉神経を圧迫するために起こっている症状であることが多いです。まずMRI検査やMRA検査などで原因を特定し、薬で治療しますが、それでも改善しない場合はボトックス注射や微小血管減圧手術で治すことができます。治療が奏功すれば、完全に治ることが多い病気です。
医療法人 高坂会 たかさき脳神経外科クリニックでは患者さまにとって必要な医療、満足してもらえる医療、脳血管障害および循環器、生活習慣病の管理を、脳外科の専門医の立場から的確に提供します。
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